塗装に関して厳密にいうと今回は
①ゴムベース
②定着剤
③クリヤー
④中研ぎ
⑤再度クリヤー
という工程で仕上げました。
通称ダブルクリヤー仕上げというやつですね。
工程③の時点で190ミクロンついてますので、工程⑤だと最終的には約230ミクロン前後くらいの膜圧で仕上がっております。
塗装後はバラした順にパーツを組み付けていくのですが、EXRIZEではバラした箇所は綺麗にしてから組み付けていきます。普段綺麗にできないところだし、こんな時しかできませんからね。
こんな感じで汚れが溜まっておりますので、ひたすらエアブロー&拭き掃除。
以下、多分清掃後。写真撮りすぎてどれがどれやら笑
綺麗になりました♪気持ちいいですね♪
細かく写真は撮ってませんが、テールレンズ、ヘッドライト、リフレクターなどの細かいパーツはコンパウンドでポリッシングしてから組み付けてます。
元々綺麗なんですが、コンパウンドで磨くとレンズに付着した雨染み等も取れて更に綺麗になります。
写真では伝わらないレベルのちょっとしたことなんですが、この差はデカいと思ってます。
カウルトップなどの素地パーツは艶出しコーティングを塗ってから組み付けます。
フェンダーライナーカバーも洗っただけだとこんな感じですが
ここまでやっているお店、やってないお店、もっととことんやっているお店、いろいろあると思いますがコレに関しては良い悪いではなく仕上がりに対する気持ちの表れというかプライドの要素はあるかなと思います。
もちろんボランティアではなく仕事ですから、当然お金をいただくのでそれに見合った満足のいくサービス内容が基本だと思います。
ですが全塗装に関して言うとせっかくボディがピカピカになるのに、その他の部分が綺麗じゃないと気持ちが悪いというか勿体無いと言うか、完成した時に非常に残念な気持ちになるんです。
なので、EXRIZEでは全塗装の際には隅々まで綺麗にして仕上げることは基本メニューとして含めております。
さあ、コルベットのブログも次でいよいよ完結かな。