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【第4回】33年の絆を未来へ。ユーノスロードスター Sリミテッド、新車への帰還。〜塗装編〜

こんにちは!EXRIZE(エクスライズ)です。

前回のブログでは、職人の手によって驚くほど滑らかな「すっぴん肌」に生まれ変わったロードスターの下地作りの様子をお届けしました。

第4回となる今回は、ついに!お車に命の「色」を吹き込む、最もドラマチックな工程【塗装編】です!

EXRIZEの職人たちの技術とプライドが、一つの結晶となる瞬間をぜひご覧ください。

ここは、埃やゴミを極限までシャットアウトする、私たちにとっての「神聖な舞台」こと、専用の塗装ブースです。

今回塗る色は、このユーノスロードスター Sリミテッドの純正色である「ブリリアントブラック」。

一見、普通の黒に見えるかもしれませんが、実は黒という色は、すべての色の中で「最もアラが目立ちやすく、ごまかしが利かない」という、塗装職人泣かせの最高に難しい色なんです。下地のわずかな歪みや、空気中の目に見えない小さな埃さえも、完成後に牙を剥いてきます。

だからこそ、塗装中のブース内は、息を飲むような独特の緊張感に包まれます。

シュウウウゥゥ……という心地よい音と共に、職人の手元から放たれる塗料が、ロードスターのボディを優しく、均一に包み込んでいきます。

車の塗装は、ただスプレーを吹き付ければいいというものではありません。

その日の気温、湿度、塗料の粘度、そしてスプレーを動かすスピードや引き金にかける指の力加減。これらすべてを、職人の経験と五感だけを頼りに、1ミリの狂いもなくコントロールしていきます。

機械がボタン一つで塗るのとは訳が違います。

「オーナー様が死ぬまで笑顔で乗れるように。33年前の輝き、いや、それ以上の深みを持たせるんだ」

そんな職人の強い想いが、スプレーガンを通じてボディにじわじわと染み込んでいくようです。

ベースとなる漆黒のブラックを塗り重ねた後、さらにその上から、ボディを保護し極上のツヤを生み出す「クリアコート(透明な保護層)」をじっくりと、贅沢に塗装していきます。

そして、焼き付け乾燥を終えた姿がこちら……!

……言葉を失うほどの美しさです。

ご覧ください、この吸い込まれそうなほどの深い漆黒。

ブースの照明や、工場の景色が、まるで本物の鏡のようにくっきりとボディに写り込んでいます。

33年分の歴史をすべて包み込み、新たな命を宿したブリリアントブラック。

これこそが、私たちがオーナー様にお届けしたかった「本物の輝き」です。

美しい色がのったロードスターのボディ。

しかし、これで終わりではありません。

次回は、バラバラに外していたあの無数のパーツたちを、再び息を吹き込みながら丁寧に組み立てていく【組み付け編】をお届けします。

新車への帰還まで、あと少し。

次回の職人たちのこだわりの組み付け作業も、どうぞお楽しみに!!

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