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CORVETTE C7 CONVERTIBLE 塗装下処理編

バラバラになったコルベットをいよいよ塗装ブースへ移動!

こんな状態でもエンジンかかるし動くんですよ。笑

ボンネット、幌カバーは脱着せず。ステップは非分解なのでこのまま塗装します。

ブース内でもジャッキアップしてから塗装します。

通常の塗装であれば、塗装が剥がれないようにするための下処理として足付け(ボディ表面にサンドペーパーで傷をつけ、塗装の密着性を向上させる作業)をするのですが、 SPPFは「剥がせる塗装」なので一切傷をつけることはしません。

汚れや油脂類を除去するため洗浄できるものは洗浄した後コンパウンドで研磨し、ボディを綺麗にしてから塗装します。

ボディ以外の分解したパーツは全て裏表を脱脂シャンプーを使用し、付着した汚れなどを洗浄します。

バンパーの裏などは分解しないと洗えないのでここぞとばかりに綺麗にします。

しっかり洗浄して綺麗にすることで塗装時にゴミが付着するのを限りなく減らすことが出来ます。

分解せずに塗装することも可能なのですが、分解することで細かな隙間に詰まった汚れやホコリも綺麗にできるのでゴミがつきにくく、かつ塗装しやすくセッティングすることも可能となります。

もちろん分解するのに手間がかかるんですが、その分仕上がりが全然変わるんですね。

ドアなどは寝かせて塗装する方が膜圧もつきやすく、非常にフラットな塗装面の仕上がりになります。

コンパウンドとポリッシャーを使用して表面を研磨していきます。

研磨作業は粉が舞うので、車体はマスキングしてから研磨していきます。

ステップ底部は普段なかなか綺麗にしづらいところなのと、しつこい汚れが固着していたりするのでシンナーなどの溶剤を使って綺麗にしてから研磨します。

首が筋肉痛になりました。笑

ボディを綺麗にしたあとは、塗装前の本格的なマスキングをしていきます。

こんな感じ。

マスキング作業は、貼った後にじわーっと浮いてきたり剥がれてこないように丁寧に貼り付けていきます。

コーティングやワックスなどが残っているとマスキングのノリが引っ付かないので脱脂してから貼り付けていきます。

さぁ、ここまできたらいよいよ塗装スタートです!!

次回は塗装編ですね。次回をお楽しみに。

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